卵子も精子も老化する!?「年齢」が不妊の原因になることも…
- 健康だったら不妊は関係ないの?
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カップルの1/5は不妊の可能性があります
卵子の数、ピークは胎児の頃
卵子は、女性が生まれる前から作られ、休眠状態で卵巣の中にあります。胎児の時期が最も多く、その数は700万個。しかし、その後は卵子が新たに作られることなく、年齢を重ねるとともに減っていきます。年齢が高くなるにつれて徐々に卵子の質も低下(いわゆる老化)が進み、妊娠率が下がるとともに、胎児の染色体異常の発生率も上昇します。
- 不妊は女性だけの問題?
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約50%は男性にも原因があります
実は精子も老化する
精子は約2ヶ月半かけて精巣内で作られます。精子の数は年齢を重ねるとともに減っていきます。また精子の状態は、ストレスや不適切な生活習慣によっても悪化します。さらにDNAが損傷した精子が増加した場合、妊娠初期の流産が増加する可能性も指摘されています。